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色気がからむと男性は必死になってしまうものかもしれないが、それはホームレスになっても変わらないようだ。というのも、あるホームレスが救急車を盗んで逮捕されてしまったのだが、「ストリップクラブへ行きたかったから」と、その理由が実に大胆かつ率直だったのだ。

なんだか正直すぎて、「そうか。それなら楽しんでこい!」と警官に大目に見てもらえたのでは……!? とハッピーエンド的なオチを期待してしまったが、どうやら結末は違ったようである。

・救急車が盗まれる事件が発生

ホームレス男性が救急車を盗む事件が発生したのは、米ミシガン州のオークランド郡。夜中近くに、病院から通報を受けたマイケル・ボウチャード保安官が現場へ向かうと、救急車が盗まれたとの報告を受けたのだった。

患者を搬送して、病院の入り口に停めていた救急車のドアはロックされておらず、車内には救急隊員の携帯電話が残されていたという。

・「ストリップクラブへ行きたくて仕方なかった!」と素直すぎる供述

そこで携帯電話をGPS追跡して、現在地を突き止めた保安官が救急車を発見。運転していた容疑者に、なぜ救急車を盗んだのか問い詰めたところ、男は「ストリップクラブへ行ってポールダンスが見たかったんです」と答えるではないか!

・ストリップを見に行く脚に、ちょいと救急車を拝借!

冗談を言っているとしか思えなかったか保安官が、「話をデッチあげるな!」とさらに尋問。すると、その近辺は公共交通機関が発達していないため、ストリップに行きたくて居ても立ってもいられなくなった男は、救急車をちょいと拝借してしまったというのだ。

・嘘偽りのない素直すぎる返答に保安官の反応は!?

あまりにも嘘偽りのない素直すぎる返答に、“ちょっと保安官もほだされて見逃してもらえたのでは?” と思ってしまったが、コメディ映画のような展開にはならなかったようだ。

男は、保安官の職務質問に、協力的な態度で答えていたとのことだが、車の窃盗は紛れもない犯罪である。よってストリップ鑑賞を楽しむことなく、ホームレスの男はあえなく御用となるというオチで、事件は集結を迎えてしまった。

ちなみに、ホームレスが行こうといしていたストリップクラブは、「Booby Trap」という名前だそうだ。あえて直訳すると「お胸の罠」である。いかにも場末な響きを持つベタな店名だけに、ピチピチな若いお姉ちゃんが少なそうな印象を受けてしまった。それだけに目的地に辿り着けても、彼が存分に楽しめたかどうかは謎である。

参照元:YouTubeOAKLAND PRESSBroBibleUFP News(英語)
執筆:Nekolas

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