【大国の暗躍】ISIS=米国共和党軍産複合体=イスラエル(=安倍政権)

高城剛© kaninstudio - Fotolia.com
 

「陰謀」ではなく「ビジネスベース」が基本

『高城未来研究所「Future Report」』第191号より一部抜粋

ISISは決して強い集団ではありません。死亡者もウクライナ紛争のほうが遥かに上回っていますが、世界的な報道を見ますと、遥かにISISのほうが多く取り上げられています。すなわち、メディアコントロール(プロパガンダ)が巧みなのです。時代は、本当に個人や小さな組織が強くなってきた、と感じています。

一方、大国は暗躍することに必死です。これは日本とて例外ではありませんね。そのISISのプロパガンダ手法を、かつて「指導」したのは米国に間違いありません。しかも、ISISの上級幹部が米国からの空爆などで大怪我をすると、手当てしているのはイスラエルなんです。おわかりだと思いますが、ISIS=米国共和党軍産複合体=イスラエル(=安倍政権)が、ひとつの解釈である、と仮説程度にも頭のなかに入れておくことが大事です。

これを「陰謀」などというのではなく、皆さん「ビジネスベース」が基本である、という理解が正しいと思います。本来なら仲介交渉もヨルダンではなく(湾岸戦争以降、ヨルダン兵は米国共和党が訓練していました)、トルコにしたほうがよかったのかもしれませんが、トルコは米国共和党と仲が悪く、また、もし日本とトルコが険悪になってしまうと、話がまとまった日本の原発が輸出できなくなってしまうでしょうから、米国共和党寄りなヨルダンにした経緯があります。

同じように、インドで日本人女性が何人被害にあっても、「指一本触れさせない」と政府が言うことはありません。なぜなら今後、インドに大量の武器をご購入いただく話がまとまっているからです(日本国内のメディアに対して「抗議した」ぐらいは言うかもしれませんが)。

今週は東京にいまして、友人の外務省の官僚などとも話しましたが、とにかく現政権はどうしても戦争をしたい様子で、ほどほど疲れておりました。現政権の考えでは戦争および兵器産業が、あたらしい公共事業なんでしょうね、かつての米国共和党と同じように。今後は、宇宙開発もはじまるでしょう。

 

『高城未来研究所「Future Report」』第191号より一部抜粋

著者/高城剛
1964年生まれ。日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」グランプリ受賞後、メディアを超えて横断的に活動。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。
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