【お蔵入り】斬新すぎてテレビでは伝えられなかった3つの新感覚デジカメ

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前回、自らが情報番組に出演して紹介した超高性能デジカメを改めてメルマガ誌面で解説してくださった、デジモノにめっぽう強いフリーライターの岡安学さん。今回は番組でボツになったけれどもメチャ面白いデジカメを披露です!

シューイチでボツになったデジカメの話

『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』第16号より一部抜粋

前回はシューイチに出演した時に登場したデジカメをこのメルマガでも紹介したわけですが、今回は候補に挙がりながらもテレビに登場ならなかったデジカメを紹介していきます。

まあ、テレビは放映時間がありますし、雑誌は誌面のページ数に限度があるわけです。

そこで泣く泣くカットしたモデルはあるのですが、候補に挙がっただけある逸品なので、せっかくなので紹介しておこうと思います。

ワンシャッターで9枚の異なる表情の写真が撮影できる!?

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まずは打ち合わせ段階で候補に挙がっていたのがカシオ計算機のEXILIM EX-100です。

EX-100は広角28mmから光学10.7倍ズームを搭載したEXILIMのフラグシップモデルです。

イメージセンサーが普通のコンデジよりちょっと大きい1/1.7型CMOSで、レンズは全域F2.8の明るいレンズを使っています。

ここまで書けば、デジカメに詳しい人は「おっ」と思うハズ。

そう、以前このメルマガでも紹介したオリンパスのSTYLUS1とスペックが似ているモデルです。

違う点はSTYLUS1は電子ファインダーが付いており、EX-100は液晶モニターが180度回転し、自分撮りができるようになっています。

さらにEX-100には独自機能として、2つの設定を3段階ずつ変えて一度に撮影できる2軸ブラケティング機能を搭載しています。

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シューイチではスゴイ機能のデジカメを紹介するのがテーマだったので、この2軸ブラケティング機能を紹介する予定でした。

スマホでコントロール可能!360度アクションカメラ

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もうひとつ打ち合わせ段階で挙がったモデルがありました。それはコダックのSP360です。

これもさまざまなところで紹介してきたモデルですが、周囲360度が撮影できる全天球撮影は面白いので、オススメでした。

ただ、以前シューイチで360度撮影は紹介したことがあるとのことで、どうもインパクト不足と言うことで、採用されませんでした。

そういった事情がなければ、まったくもって採用されるべきデジカメなので、気になった人は是非!

ラジコン目線のトリッキーなムービーが魅力

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ロケ現場で撮影までしてお蔵入りとなってしまった製品もあります。

それはパロットのドローン、ジャンピング スーモです。

大きなタイヤがふたつ付いたいわゆるラジコンです。

ドローンとカテゴライズされていますが、空を飛ぶわけではありません。

ジャンピング スーモがなぜ、デジカメの特集に登場したかと言うと、それは本体中央部にカメラが設置されているからです。

ジャンピング スームの操作は専用アプリを使ったスマートフォンやタブレットです。

スマートフォンの画面にはさまざまな操作のインターフェースが表示されていると同時にリアルタイムでジャンピング スーモが撮影した映像も表示されています。

つまり、ラジコンとして俯瞰から見て操作もできますし、乗り物を遠隔操作しているようにドライバー目線でも操作ができるのです。

ジャンピング スーモは動きがトリッキーで見た目に楽しく、ラジコンらしい普通ではありえない低い姿勢で撮影されており観ていて楽しいものでした。

これは放送されるまで、カットされていたことを知らなかったので、放送を観た時はちょっとびっくりしました。

時間的な制約だったのか、それともやはりデジカメ特集に組み込むにはあまりにも異端過ぎたのか、テレビ局側の思惑はわかりませんでしたが、出演者のリアクションも良かっただけに残念です。

そう考えると、企画自体がつまらなかったらコーナーごとボツになっていたのかも、と思ったりもしました。

雑誌はあまりお蔵入りになることは少ないですが、テレビは多そうですね。いろいろ知人からもカットされた話は聞きますし。

無駄な作りとも言えますが、それだけ取捨選択した結果としての放送と考えるとクオリティを保つために必要なものかなぁと思ったりもしました。

ああ、途中からお蔵入りの話になってしまいましたが、一応、デジカメの紹介のつもりでした(笑)

岡安学

 

『旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】』第16号より一部抜粋

【第16号の目次】
01.まえがき
02.What a funny world I live #016
・ヨーロッパでの海外向けモバイルルータのちょっとコワいところ
03.家電の余談 #007
・シューイチでボツになったデジカメの話
04.本日も家電日和。#016
・これからの家電は“古くて新しい”がキーワード

著者:神原サリー/一条真人/岡安学

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