【動画有】みうみまちゃんたちは当然生まれていない、36年前の世界卓球はこんな感じでした

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卓球に関するありとあらゆる話題を、マニアックかつ辛口に斬りまくる無料メルマガ『卓球神社』。現在、中国の蘇州で卓球の世界選手権(世界卓球)が開催されていますが、『卓球神社』の発行者・あなもりさんは、今から30年以上前に平壌で開催された世界選手権の映像に注目。現在の卓球とは、異なる部分が結構多いと指摘しています。

昔の世界選手権

今月下旬の4月26日から、中国の蘇州で世界選手権が開催されます。

主要な大会はその辺の卓球場でもよく話題になります。先日、練習場所に併設された休憩所のテーブルで、ノートパソコンを使っている人がいました。

その方が世界選手権の情報を閲覧したついでに、昔の試合の動画を数人で見ることになりました。

現在とは異なる部分も多く、中高年の方のコメントを適宜いただきながら、いくつかの映像を視聴しました。

ルールや用具の違い

メインで見ていたのは、1979年にピョンヤンで開催された世界選手権でした。

当時は個人戦と団体戦が同時に開催されていました。選手の皆さんは試合数が多く、さぞや大変だったことでしょう。

その頃もすでに中国がとても強く、毎回メダルの多くを獲得していました。

しかし男子シングルスでは小野誠治選手が、男子団体ではハンガリーが優勝しました。メダル独占を狙っていた中国としては、まさかの出来事だったと思います。

ボールの大きさは38mmで、21点制、サーブは5本ごとに交代します。

ラバーの色は両面同色が認められていて、赤と黒以外の色もOKでした。そのため中国の表ソフトの選手は青いラバーを、裏ソフトの郭躍華選手は茶色のラバーを使っていました。

逆にユニフォームは規制が厳しく、単色でなければなりませんでした。

そしてルールとは関係ありませんが、その頃の流行?で、皆さん体にぴったりフィットしたサイズのユニフォームをまとっていました。今の感覚からすると、ぴちぴちでキツそうに見え、ショーパンの丈も短めでした。

対戦相手と同色のユニフォームでも問題なく、背中のゼッケンは番号だけが書かれたちっちゃなサイズでした。

>>次ページ 得点表示装置に“JAP”の文字が!?

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