彼女や嫁さんの話に、具体的な解決策を提案したらなぜだかムッとされた、なんて経験ある男性も多いかと思いますが、無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』の著者・真井花さんによれば、そもそも女性は解決策など求めていないのだとか。じゃあどうすればいいんでしょうか。
ストレスに対する会話での態度は、男女で全然違う
さて、本日はちょっとガマンのお話。
男性からすると女性の話は
- 要点がわからない(←要点って仕事の話じゃないんだからさ)
- 結論がない(←オチは必要ないの)
- なぜか怒られる(←もろもろ解ってくれないからよ)
ということがあるようです。どうもそうらしい。我が家でもオットがそんなことを言ってました。
それは、ストレスと会話の関係が違うからのようです。女性は、ストレスを受けると話すんです。ストレスを吐き出すのが目的なので、要点も結論も論理も解決策もなくても まっっったくモンダイない わけなんです。
要するに聞いて欲しいだけってヤツですよ。「そうなんだ」「タイヘンだったね」「へえ」とか言ってくれてれば、そのうち吐き出し終って黙りますから。
ところが、男性はストレスを受けると黙るんだそうです。真逆なんだねえ、びっくりです。
落ち込んでそうな感じの男性を女性が心配して「どうしたの? なにかあったの?」と話しかけたのに「別に」とか「なんでもない」とかうるさそうに言われて傷ついた経験を持つ女性は少なくないでしょう。うん。
これはつまり、ストレスを受けたときの会話に対する態度が男性と女性で逆だからなんですね。話して解消しようとする女性の心配は男性に通じず、黙って自分1人で解消しようとする男性の思いやりは女性に受け止めてもらえないことになるんですね。悲劇だなあ…。
ま、日々家庭での会話でもこうした悲喜劇が繰り返されるわけですが、その会話を少しでも実りの多いモノにするためにまず女性としては、男性が仕事モードのときには話しかけないようにしましょう。
あ、私もコレ、実践しています。仕事から帰ってきてすぐとか、仕事のメールを処理しようとしているときとかさ。だってほら、仕事モードだと、悪くて「うるさいなあ」で良くても解決策を提示されてしまうでしょ。解決策なんてもう解っていることもよくありますよね。むしろ解決策を言われると、ビミョーに傷つくくらい。
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