パススピードとシュート数が大幅に向上!Jの変化を村井チェアマンが語る

2015.07.06
by 横田吉木
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7月6日の朝、サッカー女子W杯カナダ大会決勝が行われ、日本はアメリカに2対5で敗れました。1カ月間にわたる女子W杯が閉幕したと思ったら、7月11日よりJリーグの2ndステージが開幕します。1stステージでは浦和レッズが無敗優勝を達成しましたが、果たして2ndステージではどんな熱戦が繰り広げられるのでしょうか。

同日、スカパーJSATがメディア向けに開催した「第2回スカパー!メディアラウンドテーブル」に村井チェアマンとコンサドーレ札幌社長の野々村氏が登壇し、2ndステージの見どころを語っていました。

まずは1stステージの振り返りから。

村井氏「浦和レッズが17節無敗という圧倒的な強さで優勝しました。特徴的だったのがパスのスピードです。ショート、ミドル、ロングパスごとにパススピードを全試合Jリーグが計測しており、ショートパスはだいたい秒速8メートルくいらいなのですが、昨年比で秒速27センチ速くなりました。ミドルパスも通常秒速11メートルくらいが秒速47センチ速くなりました。至近距離でのパススピードが速くなると、ディフェンダーがボールを止めるか、フォワードがボールに触ってシュートにつなげるか、ぎりぎりのところなんですが、浦和はアタッキングゾーンでのパススピードが速くなりましたね。

あとシュート数が増えました。34節の中で争うという戦いが、まずは1stステージの優勝を狙おうとすると、半分の試合数で優勝を争うので勝ち点3を狙う試合が増えます。それに伴いゴール数が増えています。昨の年17節までのゴール数が375に対して、407に増えています。当然ゴール数が増えるということはシュート数も増えていて、3100台から3300台に。1stステージは攻撃的に、アグレッシブナサッカーになったかなという感覚を持っています」

そして2ndステージの展望を解説。

村井氏「1stステージによって2ndステージのプラン、モチベーションはクラブによって相当変わります。浦和のように1st、2ndの完全優勝を狙いに来るクラブもあれば、FC東京や広島、ガンバ大阪などは、絶対2ndを獲って年間勝ち点を獲りにくるチームもあります。

さらに1stステージ最下位だった清水エスパルスは、ミニキャンプを張り新しい選手も獲得して、ゼロリセットして2ndステージに望んでくる。そういうような下位に沈んだチームの巻き返しも期待です。いろいろなクラブごとの戦い方を見ていくのも楽しいかなと思いますね」

野々村氏「J1の中でも最初から優勝は難しいというクラブもあるわけですよね。しかし2ステージ制なら勢いに乗ってチャンピオンになれる可能性がより多くのクラブにもあるわけで、選手の立場にすると楽しみ、やりがいがあるのではないかと思います」

以上のように村井チェアマンと野々村氏は語ってくれました。

Jリーグオフィシャルブロードキャスティングパートナーのスカパー!は、J1、J2の全試合を生中継し、今シーズンから毎節1試合、4K映像で生放送をしています。またライトファン層に向けて土曜の6時にサタデーナイトマッチも開催しているため、サッカーチャンネルを購入せずともスカパー契約者ならだれでも見ることができます。

7月11日からはじまる2ndステージ、そしてチャンピオンシップと、これから盛り上がること間違いないJリーグを会場で、TVで楽しんでみてはいかがでしょうか。

●information
Jリーグ http://www.jleague.jp/

スカパー!http://www.skyperfectv.co.jp/

文/横田吉木

 

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