どの花をどのように生けるかで、自分の「心の内面」が分かってしまう

shutterstock_319059374
 

「花の力で心を癒やす」という花セラピーの創始者が配信するメルマガ『お花をこころのビタミンに!花セラピスト青山克子の花セラピー』。今回は、「花を高く生ける、または生けたいという人の心理・傾向を紹介しています。

今週の花セラピー「高く 高く」

hana1

花セラピーは、花のキーワードやメッセージだけではなく「その花をどのように生けてみたいか? 気持ちが表われる」ことも大切なテーマとしています。今回は、花を高く挿したくなった時についてお届けいたします。

花を高く挿したくなる時 達成したい目標が見えはじめた時
高い位置にある花のキーワード 理想  希望  神性

花を挿して自分が分かるの??

hana2

例えば、この作品のように花を高く挿している場合があるとします。長く生けている赤いバラの位置のキーワードとして「理想」という言葉があります。「花を挿して自分の理想がわかる??」と、不思議に思うかもしれませんが、もう少し先を読んでみてください。

人は自分の気持ちを花や物などに「投影」すると言われています。投影とは、分かりやすく説明すると「自分の気持ちや考えを行いで表す」という心理学の言葉です。そして、この場合の「行い」を花セラピーでは花を選ぶことと挿すこととし、花を見て、「どの花に惹かれたのか?」「どの花を選んだのか?」そして、「どのように生けるのか?」という行為に心が表われると考え、その人が作った作品にはその人が表われると見てゆきます。

投影が起きるのは花に対してだけでなく、あなたが読みたくなる本や会いたくなる人、行きたい場所や選ぶ服にも心の内面が表われると見ることができます。このように考えると、「自分の行いが全て心の内面なの??」と、もっと不思議に思えてしまうかもしれませんが、ここはあまり難しく考えすぎず、「あなたが選ぶ花は、あなた自身」とシンプルに捉えて、お花の自分探しを楽しんでみてください。

さて、花を上方に高く生ける傾向にある人、また自分が花を生けるとしたら高く、大きく生けたいなと思う人は、向上心があり、自分が掲げた目標に向かって力強く前に進める人です。考えるよりも、まず行動して身体を通した体験からまた次のステップへと進もうとする人です。

print
いま読まれてます

 

 

  • どの花をどのように生けるかで、自分の「心の内面」が分かってしまう
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け