「テレビがつまらない」と言われるようになって久しいが、あるツイートに注目が集まっている。
ニコ生の関係者だという西村(運営コメ) (@uekome)さんが、某局のテレビマンに「なぜ最近のテレビはつまらないのか」と質問したという。
いま某局の人とお話ししてるんですが、なぜ最近のテレビはつまらないか率直に聞いたら テレビマン「苦情がくるからです。大食いやったら勿体無いと言われ、ツッコミ入れたらいじめだと言われ、最終的にクイズしか作りづらくなった」とのこと ちなみに学校へ行こうにも苦情があったとか…
— 西村(運営コメ) (@uekome) November 3, 2015
テレビマンは、「大食いやったら勿体無いと言われ、ツッコミ入れたらいじめだと言われ、最終的にクイズしか作りづらくなった」と返答。
つまり、テレビがつまらなくなった理由は「苦情がくる」からだというのだ。
そこで無難なクイズ番組が激増していった。
そして、クレームもテレビ局の弱点を突く“効果を狙った方法”になっているようだ。
苦情いう人もだんだん工夫してスポンサーに電凸したり総務省に言うから些細なことでもご法度になって何もできなくなる話は聞いてて辛い ニコ生が羨ましいと言われるとはね
— 西村(運営コメ) (@uekome) November 3, 2015
一番苦情の影響が多かった時代の話で 「ドラマで毒殺シーンがあると薬品会社のスポンサーから怒られ、車で轢くと車会社から怒られ、ナイフで殺したらそのナイフがかっこいいと勘違いされて某バタフライナイフが世間を騒がし、最終的に凶器がタバコの灰皿くらいしかなくなった」話は時代の象徴かも
— 西村(運営コメ) (@uekome) November 3, 2015
テレビ番組はスポンサーがあってこそ成り立つわけで、放送許可は総務省の管轄だ。さらには、そこにテレビ局側の自主規制が加わる。
この負のスパイラルは相当根深く、テレビがおもしろくなるのは難しいのではないかとすら思えてくる。
@uekome 昔はおっぱいでてましたもんね(笑)
— もりやまふみあき (@moriyamafumiaki) November 3, 2015
テレビへの苦情についてまとめから来た方が多いようですが、出来ればBPOの設立年月日、どういう組織かを見ていただければ ・なぜ無視できないのか ・なぜ昔は大丈夫だったか がご理解いただけると思います
— 西村(運営コメ) (@uekome) November 4, 2015
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。
image by: Shutterstock
記事提供:ViRATES
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