低迷する韓国は、「数年後の日本」の姿。復活できないのは儒教制度のせい?

 

冷え込みが著しい韓国経済ですが、決して対岸の火事ではありません。「日本より数年先を行く韓国の姿は、日本の数年後」と言うのはメルマガ『高城未来研究所「Future Report」』の著者・高城剛さん。そして日本が踏ん張れるかどうかは海外からどれだけ優秀な人材が戻ってくるかにかかっているが、それは期待できないだろうと推測します。その理由は?

日本が低迷から抜け出せない要因は?

Question

shitumon

6月に会社を辞め、来年からインバウンド関連の事業を興したいと考えており、今後必須になるであろう語学を磨くため、現在セブに留学をしております。

留学に来ている人を見ていて、日本でいう大学の夏休みのいまの時期に遊び感覚で留学に来ている日本人が多い一方で、韓国人は兵役を終えて夢に向かって英語を学びに来ている人や、会社を辞めて裸一貫で留学で来ている人が多いなど、英語に対する向き合い方が違ってそのコントラストが非常に興味深いです。

ただここで疑問に思ったことが、留学が終わった後は韓国に限らず、世界で働きたいという人も多く、事実海外へ積極的に飛び出している人も多い一方で、なぜ韓国経済は一向に良くならないのでしょうか。

確かに韓国のエンターテインメントは飛躍的に進化を遂げたと思いますが、サムスンの停滞を筆頭に韓国経済は冷え込んでいると感じています。事実、韓国の友人に聞いても昨今は韓国内で職を探すのは非常に難しくなっていると聞きます。

日本が今後復活を遂げるためには、積極的に海外に出て世界的視座を得て、そうした志士たちが国へ戻ってきて、それぞれが志を持って事業に当たることが重要かと思っておりましたが、韓国の先例を見ると本当にアウトバウンドを増やすことが、日本の復活に寄与するかが疑問に思います。

そもそも人口減が問題なのか、政治的要因なのか、財閥中心の経済的基盤に問題があるのか、複数要因はあるかと思いますが、回答いただけますと幸いです。

print
いま読まれてます

 

 

  • この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け