パリのカフェが日本人を「窓際の席」に座らせてくれないワケ

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芸能人がテレビやブログで告白し話題となっている、パリのカフェやホテルで受けた「人種差別」。これまでも都市伝説レベルでは聞かれる話でしたが、果たしてほんとうにあるのでしょうか。世界を旅する高城剛さんがメルマガ『高城未来研究所「Future Report」』で本当のところを記しています。

パリって本当に日本人は差別されるの?

Question

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GACKTさんや上沼恵美子さんがパリで人種差別を受けたと言ってました。

レストランで店員を呼んでも無視されたり、景色のいい席に座ろうとしたところ、奥の席に案内されたり。

高城さんは世界を飛び回っていますが、人種差別されたら、どのように対処していますか。

それと特にアジア人に対して差別意識が強いヨーロッパの国はありますか。

高城剛さんの回答

友人の20代容姿端麗日本人女性は、パリのカフェに入るのはもうウンザリと僕によく話します。

それは、次々とカフェの店員がデートに誘ってきたり、なかには突然プロポーズしてくる人もいるからだそうで、どの店員が彼女の担当をするのか、言い争っている場面も何度も見たこともあり、パリのカフェに入る時には本当に気をつけていると話していました。

また、僕が知る限りの日本の芸能人の多くの方々はとても自意識が強く、海外でも日本同様の扱いを望みます。

さて、このふたつの話は人種差別とまったく関係がない上に、ご質問はパリではよくあることだとも思います。

本当に景色のいい席に座りたかったら、パリの人に好まれる服装や同伴者、そして態度が大切です。

ちなみに態度というのは、こっそり10ユーロほど握らせることで、面白いほどに態度が豹変しますよ。

それがパリです。

image by: Shutterstock

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takashiro

 高城未来研究所「Future Report」
著者:高城 剛
1964年生まれ。現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。毎週2通に渡るメルマガは、注目ガジェットや海外移住のヒント、マクロビの始め方や読者の質問に懇切丁寧に答えるQ&Aコーナーなど「今知りたいこと」を網羅する。
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