声優で歌手の花澤香菜。2月24日には最新曲『透明な女の子』がリリースされ話題となりましたが、同時に9都市をめぐる「かなめぐり」という全国サーキットを行っていました。2015年11月の奈良からスタートし、入間、盛岡、松山、新潟、岡山、那覇、桑名とめぐり、そして2016年2月28日の横須賀でついにラストを迎えました。
今回は、神奈川・横須賀市文化会館で行われた「ラストめぐり」に行ってきましたのでレポートします。
アコースティックなサウンドが楽曲の新たな魅力を盛り上げる
開演時間を迎え、アコースティックギターが鳴り出し、花澤が登場。今回の衣装は可愛らしい黄色のワンピース。
1曲目は『ダエンケイ』。今回のツアーはアコースティックギター<北川勝利>とピアノ<末永華子>のみの編成で、しっぽり聞き入るという感じなため、まずこの一曲目ですっと花澤ワールドに入ることができました。
そして『Eeny, meeny, miny, moe』、『花びら』を歌い、今回のサーキットの目玉である朗読へ。
今回読まれたのは『だれも知らない小さな国』。著者の佐藤さとる氏が横須賀出身ということから、この本が選ばれたようです。
朗読はさすがの演技力!声色を変えて1人で何役もこなしているにもかかわらず全て違うキャラクターかのように読む様は、圧巻の一言。とても貴重で楽しい時間を過ごすことができました。
MCに入り、朗読した『だれも知らない小さな国』の題材となっているコロボックルになぞって「コロボックル見たことある人?」と質問し会場を笑わせ、自身の幼少期の妖精話でさらに盛り上げます。
このMCの間に流れているアコギの音楽がとても印象的で、盛り上がりつつも心を落ち着かせてくれました。
MCが終わり、『I ♥ NEW DAY! 』、『ブルーベリーナイト』を歌い、6曲目にはライヴでお馴染みの『CALL ME EVERYDAY』。花澤の「もしもし?」コールに、客席も「もしもし」とレスポンスする“もしもしタイム”で会場の盛り上がりは絶頂へ。