毎回素敵な野山の写真や動画を届けてくださる無料メルマガ『里山を歩こう』。今回は美しい蝶や鳥たちの姿、そして自然界の命のつながりをフォトレポートしてくださいました。愛らしいフクロウも登場していますよ。
初夏の森の命のつながり 広島県呉市栃原町
いつものフィールドを歩きます。森は緑が濃くなり、少し暗さを感じるようになりました。
林縁や林道ではヤマツツジが咲き始めています。
キンランもありましたが、盗掘や手折りなどが目立って残念です。
春にギフチョウが卵を産んだサンヨウアオイをチェックします。ギフチョウの幼虫は孵化していました。孵化して数日後のようです。
国蝶・オオムラサキの幼虫はずいぶん大きくなっていました。
そんな芋虫や毛虫を糧に、森の野鳥たちは子育てをしています。野鳥たちは雛に与える毛虫や芋虫を懸命に捕っています。
黒い蝶がフワッと飛んで葉先にとまります。この付近でよく見かけるオナガアゲハでした。
草むらではキジの雄が体を沈めて警戒していました。
森に美しい声が響きます。青い鳥の代表・オオリルです。今、子育ての真っ最中でしょう。
子育てをしていたフクロウも巣立ちました。フクロウ母さんは巣立ちまで、雛を見守っていました。
雛が巣立った夜、フクロウ母さんは水場にやってきました。フクロウ母さんは子育てを終えると、必ず水場にやってきます。
数日後の雨の夜、もう一度フクロウ母さんが水場に来ました。
フクロウ母さんが森の水場に来たのは、2回のみでした。
『里山を歩こう』
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