残り1500本!宮城の「海鞘(ホヤ)エール」が5年ぶりに再販開始

Array
2015/09/02

宮城県の南三陸町で60年以上続く鮮魚店「山内鮮魚店」がとんでもない商品を作り出していました! その名も「海鞘エール」。そう、宮城県が生産量日本一を誇る海鞘(ホヤ)を使ったビールなんです。

海のパイナップル入りビール、そのお味は?

海鞘エール

「えー…あのホヤ…?」という声が聞こえてきそうですが、そのホヤです。

海のパイナップルとも言われ、赤褐色の丸い形にボコボコの凹凸が特徴の海の生物です。ホヤ貝と言われることもありますが、実は貝ではありません。脊索動物の一種でホヤ目に属する海産動物なんだそうで、意外や意外、広ーい意味では人間と同じグループというわけです。独特の苦味と磯の風味は、好き嫌いが分かれますが、ホヤ酢など酒の肴として重宝される珍味です。

海鞘エール

そんな海の幸ホヤの煮汁を醸造段階で麦芽・ホップと一緒に煮込み、ホヤ殻を沈めホヤエキスを抽出して作ったのが、この「海鞘エール」です。スモークした麦芽を加えることで、香ばしい香りとホヤの旨味と風味が見事にマッチング。ホヤの殻の色をそのまま再現したかのような琥珀色のレッドエールは、海辺の風景を連想させる爽やかな味わいで、刺身や酢の物、燻製などに合うそうですよ。

海鞘エール

山内鮮魚店と世嬉の一酒造株式会社がコラボレーションしたこのビールは2010年にも販売されていたのですが、東日本大震災の影響でホヤの生産量が激減し、しばらく製造をストップしていました。今年ようやく製造が復活し、8/26日より3000本限定で販売が開始されました。

山内鮮魚店に確認したところ、販売からちょうど1週間ですでに半分の1500本が売れ、残りもあっという間に売り切れるだろうとのこと。ビール好きはもちろん、酒好きなら一度は飲んでみたい「海鞘エール」はこちらから購入できますよ。

「海鞘エール(ほやを使ったクラフトビール)」330ml詰

内容量:330ml詰
原材料:麦芽、ホップ・ほや殻・ほやエキス(麦芽比率50%以上)
Alc:5%
蔵元:世嬉の一酒造(岩手県一ノ関市)

→「ジモトのココロ」メルマガ09/03号その他の記事を読む


いま読まれてます

TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。旅やお出かけに関するトレンドニュースをお届けします。

WebSite / Twitter / Facebook / Instagram / Mail magazine

 長野 長野の旅めしTOP10にランクイン!新名物「信州サーモン」のブランド力 ★ 115
 愛知 え、洗って食べるの!?名古屋のご当地わらび餅を食べ比べ! ★ 28
 群馬 群馬県民なら当たり前。100円から買えるかき氷は部活帰りの子どもに大ウケ ★ 101
 長崎 【無人島通信】ただ海に飛び込むだけという贅沢。長崎・田島は夏の楽園 ★ 59
 香川 100年生きる、日本最古の原木。葉まで味わい尽くす小豆島のオリーブ ★ 126
 沖縄 80歳も通い詰めるファストフード。沖縄でA&Wのルートビアが愛される理由 ★ 52
エアトリインターナショナル コスパが高いLCC「ジェットスター」直行便でラクラク!ケアンズで大自然の癒やしを満喫しませんか?
残り1500本!宮城の「海鞘(ホヤ)エール」が5年ぶりに再販開始
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます