まるで「トロン」の世界。思わず見入ってしまう光のダンス集団

2015.04.10
by 横田吉木
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新しいダンスカルチャーを目撃しました。

1982年に製作されたアメリカのSF映画「トロン」の電脳世界に飛び込んだ登場人物のようなパフォーマーがダンスを踊っているのです。しかも暗闇の中、四方八方から現れて驚きを与えてくれます。

世界を魅了した「光のダンス」

今回見てきたダンスは、世界15カ国以上でのパフォーマンスや単独公演を成功させている「レッキンクルーオーケストラ」の『DOOODLIN’(ドゥードゥリン)』。

「レッキンクルーオーケストラ」には聞き覚えがないかもしれませんが、「XperiaのCMで踊っていた光の男たち」と聞けば見たことのある方もいらっしゃるかもしれませんね。

2012年にYouTubeにアップされ、現在では2500万ビューを超えています。この音楽と振り付け、光が組み合わさったパフォーマンスが生で見られるということで、行ってきました。

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公演ではプロジェクションマッピングをダンスと組み合わせたダンスが行われていきます。

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指に集まっていく光の渦。写真でも圧巻ですが、生で見ると会場全体から光が集まっていくようで思わず吸い込まれるような感覚に陥ります。

ダンスって確かにすごい動きをしますが、素人目にはいまいち違いがわからない……ですがこのようにプロジェクションマッピングと組み合わせてのパフォーマンスなら、ひと目で凄さを感じられました。

電脳世界に入り込んだかのような光の世界を堪能

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そして目玉の光のダンス。会場が暗くなったと思ったら、光の戦士がいきなりステージに現れます。そして音楽とプロジェクションマッピングも相まって迫力満点のダンスが始まります。

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光の戦士がまるでゲームの主人公のように魔法を放つと、水しぶきが出て敵を蹴散らします。SF好きの私としては、このような演出はたまりません。

他にも、衣装の電飾を点けたり消したりすることにより、昔のゲーム&ウオッチのような、コマ送りで動いていくような演出。ステージからいなくなったな~と思ったら急に客席に出現したりと、まさに会場すべてを使ったエンターテイメントは、ここでしか観ることが出来ないものでした。

公演は2015年4月12日(日)までなので、音楽とプロジェクションマッピングと電飾の衣装が組み合わさった新しいダンスを体験してみてはいかがでしょうか。

Information:
DOOODLIN’

 

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