えええ? ゴルフで火事!?
意外かもしれませんが、カリフォルニア大学アーバイン校の調べによると、アメリカのカルフォルニア州では、フェアウェイをキープできず、ラフから打つゴルファーのショットが野火の原因の1つである可能性が高いんだそうです。特にチタンヘッドのゴルフクラブを使用している場合、ボールを打つ際にピンや石など堅いものにヘッドが当たってしまうと、約1600度の火花を散らす場合があり、乾いた芝生に点火するには十分すぎるほどの火の気を知らず知らずのうちにまき散らしてしまっているんだとか。
軽いゴルフクラブは、なるべくラフにボールが飛ばないように設計されてはいるけれど、難しいコースだと、やっぱりラフにボールを飛ばしちゃいがちですよね。そうなると、ラフに潜んでいる石ころにヘッドが当たったしまう確立も高まります。そこに着目した大学は、その状況を作り実験をしてみました。するとチタン合金製ヘッドのゴルフクラブを使用すると飛距離は伸びるけれど点火力も強いという結果が出てしまいました。
解決策はというと、ゴルフの腕を磨いてフェアウエイをキープできるようにするか、ステンレス製のクラブを使うか、周りに石が無いことをチェックするという方法。シンプルだけど簡単じゃないですね。暖かくなってきたしゴルフでも行くか! と思っている日本のゴルファーさん達も、乾燥している季節ですから注意したほうがいいのかも!?
source: UC Irvine via Slashdot
Andrew Liszewski - Gizmodo US[原文]
(junjun)