世界最大規模のSNSといわれるFacebookのサービスが開始された当初、「実名登録」必須の規約に抵抗を感じた人も多かったはず。今回は、アーティストのファンキー末吉さんが芸名利用でアカウント凍結になったトラブルについて、『永江一石の「何でも質問＆何でも回答」メルマガ』へ質問が寄せられましたのでご紹介いたします。
Question
Facebookでアカウントが凍結するリスクについて
過日、2015年6月29日～7月1日未明まで、爆風スランプのドラマーで、今どきのおじさま達は運動会などでもご存知のRUNNER（ラン ナー）の作曲者「ファンキー末吉（本名：末吉覚）」のFacebookアカウントが凍結されました。
Facebookからは、実名への変更を催促するメールが届いていましたが、ヘルプセンターから登録したメールで解除申し立てをし、パスポートの画像を添付しても「このメールは登録されていない」と蹴り続けられ、その間も本人がFacebookに出していた広告費用は引き落とされており、コントロール不能な状態で放置されました。
Facebookヘルプ：アカウントの停止
無料で使っているアカウントならまだしも、クレカ登録して広告料を支払っている個人アカウントの凍結は、事故では済まされないと思います。
現在、ファンキー末吉さんは、G+への移行を進めております。
末吉覚：「アカウントが復活しましたが…」
永江様としては、今後のFacebookオワコンへの道のりを、どのようにお考えになりますでしょうか？
永江一石さんの回答
私的には逆に好意的に受け止めました。
実は、わたしのベトナムの友人も奥さんが有名なモデルなのですが、芸名で登録していて凍結されております。まあ、アメリカで審査しているらしいので、調べようがないんですな。
Facebookは基本的に「実名登録」を条件としており、そもそも芸名やニックネームでの登録は認められません。
なのでそもそも実名で登録しないといけないわけです。
逆に、明らかな荒らし専門の変な名前のアカウントを通報しますと、回答がくるようになりました。審査した経緯も報告があります。
これはなかなかサービスが向上したのではないかと思うんですよ。
昔は架空アカウントとかどっさりいて、本当にまいりましたけど、セキュリティの向上は誉めていいと思います。ちなみにGoogle+は匿名もOKに方針転換しました。
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