成功者ほどピンチになると休暇を取る、そのワケは?

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「人間の成功・失敗は半分以上は運が支配している」と語るのは、裸一貫でアフリカに渡り、20代にして「年商300億円」を実現した石川直貴さん。では、その運を手繰り寄せるにはどうすれば良いのか……その答えは、三遊亭圓朝の名作落語「死神」にあると、自身のメルマガで語っています。

運と不運

先日、うちのグループの人間と落語の「死神」を聞きました。最近はネットを通じて、落語が海外でも聞けるのはすごくいいですね。

その「死神」というネタは、ある男の人が死神を退散させる呪文を知り、その呪文を使って医者のまねごとをするという話です。そして、その呪文を使うにあたってやっちゃいけないことを、最後の最後にやってしまうというオチになっています。落語のネタなんで知っている方も多いと思います。

その死神を聞いていて、僕は自分のビジネスを振り返ってしまったんですよね。

と言いますのも、死神のネタでは医者の真似事が上手く行かなくなって、やっちゃいけないことに手を出してしまうのですが、実際のビジネスでもこういったことは多々起きます

なぜか知らないけど、やることなすこと全て裏目に出てしまう時期と言うのがあるんですよね。

そんな時に、やっちゃいけないと頭でわかっていることに手を出してしまう人もいます。また、がむしゃらに何かに向かって頑張る人もいます。みんな現実の苦しさを脱却しようと必死になるんですよね。

でも、僕の今までの経験から言うとそれらは全部間違い

今は運が悪い時期だと割り切ってさっさと休むべきなんですよね。

運はバイオリズムみたいなものなんで、ほっとけばまた勝手に向いてきます。運が無い時に何かをやっても必ず裏目に出てしまう

それが例え、現在を脱却する名案に思えてもです。死神のセリフを借りるなら、「その名案も運を搾り取って出されたもの」だからです。

僕の周りでは、成功している人ほど運のバイオリズムをうまく使います。

休暇の取り方もまさにそれ。運が悪くなったと感じた時にドカンと休みを取るんですよね。

それを知らない人から見ると、「何で今の苦しい時に休みを取るんだろう」「立て直しに必死になる時期じゃないか」と感じますが、彼らから言わせると、今何かやってもどうせ上手く行かないんだからこの機に休んじゃおうというわけです。

運と言うのは不思議なもので、そうやって余裕を持っている人に再び向いてきます

僕は人の成功失敗は、半分以上は運が支配していると思っています。

運が大きな要素を握っているなら、運のバイオリズムをうまく利用すると成功に近づくと思うんですよね。

僕はまだ運が向いてないときに焦ってしまう性質なので、そこはもっとおおらかにいられるようにしたいなと思います。

image by:Shutterstock

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『プータロー、アフリカで300億円、稼ぐ!』
著者の石川直貴(金城拓真)です。本には書けなかったような出来事や本を書いて以降の出来事をこのメルマガで公開していこうと思います。アフリカで刑務所にぶち込まれたり、銃で撃たれたりといった、普通の人の送っている、普通じゃない人生をお楽しみください。このメルマガを通じて日本とアフリカが少しでも近くなればいいなと思っています。
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