風邪ひいてる人、多くない?鍼灸師が教える秋のテッパン冷え対策

風邪、鍼灸
 

朝晩、めっきり寒くなりましたね。周囲を見回すと風邪を引き始めている人も増えてきました。この時期に大切な防寒対策を 『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』で教えてくれます。マフラー、手袋をそろそろ用意してみては。

「霜降」のころ

朝の冷え込みを感じる霜降のころ。 ぼちぼち暦では晩秋を迎えます。 秋の夕方はつるべ落とし。 日中の暖かさよりも一日をとおして涼しさ寒さがカラダへの負担となります。 毎日カラダに入り込む冷え対策することで、冬へのカラダ支度を進めたいですね。

「秋から冬への防寒・チェック」

お昼間の陽射しはまだまだ温かいのですが、吹きすさぶ風はすっかり涼しく・冷たくなりました。 朝夕の日の陰る時間は急に寒く感じます。
それでも、真冬のようにコートやセーターを着こむには、ちょっと躊躇します。 秋は全身を防寒・保温するのではなく、ピンポイント寒さ対策をすればよいでしょう。

【秋の防寒チェックと対策・ポイントは『くび』】

『襟首』

咳風邪予防のチェックポイント

涙目・顔のかさつき・のどの渇き・空咳が出る

冷たい風の影響で胸や襟元が冷えているので、襟首にストールや薄手のマフラーを巻いて過ごすと、咳風邪の予防になります。

 

『手首』

花粉症・鼻風邪のチェックポイント

くしゃみ・鼻水・鼻づまりなどの鼻風邪症状

手首手の甲が冷えると、肩や背中に余計な力が入ります。 寒気を感じるカラダは連続するくしゃみをしてカラダを温めようとします。 くしゃみの風邪や秋の花粉症予防には、手袋をしたり手首乳液などでこまめに保湿するとよいです。

 

『足首』

熱風邪のチェックポイント

のぼせ・熱っぽい・足がむくむ・頻尿・疲れやすいなどの「冷えのぼせ症状」

足首を厚手靴下レッグウォーマーで保温したり、裾が長めズボンなどで冷たい風に当てない工夫をすると、発熱の風邪の予防になります。

 

『くびれ(ウェスト・腰)』

おなか風邪のチェックポイント

腰痛・腹痛・下痢・軟便・便秘

引き続きウェストが冷えると「腹痛・下痢・発熱・吐き気」などの胃腸の風邪をひいてしまいます。 日中は薄手腹巻などを巻いて、体幹部の保温につとめましょう。

image by: Shutterstock

 

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 『鍼灸師・のぶ先生の「カラダ暦♪」』 より一部抜粋

著者/のぶ先生
臨床歴20年の鍼灸師。東京都杉並区在住。「やさしい鍼」という流儀で治療を行っている。小学生の娘2人をもつ、子育て真っ最中のパパでもある。メルマガには季節にあった体に負担のかからない暮らし方、食事のとり方が書かれているので、そのとおりに過ごせば病知らずです。
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