宝くじ当せんの夫婦、スコットランド独立運動に5億円超を寄付

宝くじ当せんの夫婦、スコットランド独立運動に5億円超を寄付
4月20日、英国からの独立の是非を問う住民投票が9月に予定されているスコットランドで、宝くじに当せんした夫婦が独立支持を呼び掛ける運動に少なくとも300万ポンド(約5億1700万円)を寄付したと、英紙が伝えた。写真は寄付をしたウィアー夫妻。2011年7月撮影(2014年 ロイター/David Moir)
[ロンドン 20日 ロイター] -英国からの独立の是非を問う住民投票が9月に予定されているスコットランドで、宝くじに当せんした夫婦が独立支持を呼び掛ける運動に少なくとも300万ポンド(約5億1700万円)を寄付したと、英紙が20日伝えた。
サンデー・タイムズ紙によると、寄付をしたのはコリン・ウィアー夫妻で、2011年に宝くじ「ユーロミリオンズ」で約1億6165万ポンドを手にしていた。同紙は英国の長者番付をまとめており、ウィアー夫妻が少なくとも300万ポンドをスコットランド国民党(SNP)と独立支持を呼び掛ける運動「イエス・スコットランド」に寄付したことが分かったと伝えた。
一方、スコットランドの英国残留を支持する運動「ベター・トゥギャザー」への寄付は86万3000ポンドにとどまっているという。
住民投票は9月18日に予定されている。

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