皆さんは贅沢と言えば何を思い浮かべますか? 美味しいものをお腹いっぱい食べること? 好きなだけ海外旅行に行くこと? いいえ、「究極の贅沢」はもっとシンプルで、誰にでも今すぐできることなんです! 無料メルマガ『音多秀茂の【富と成功の5つのタネ】』の著者・音多秀茂さんが考える、最も深くて簡単な「贅沢」って一体どんなことなんでしょうか?
何もしない贅沢とは?
贅沢を生み出すコツとは、「時間と物とお金」の使い方にコツがあります。大抵はこのうち、「物とお金」をふんだんに使う贅沢さにばかり目が行きがちですが、実は最も深い贅沢さは「時間」の消費から生み出されます。
何故ならこれら3つのうち、最も価値が高いのが「時間」だから。過ぎた時間はどんな対価でも買い戻せません。よって最も価値が高い「時間」を消費して生みだす贅沢が最も素晴らしいというわけです。
じゃあどうやって時間を贅沢さに変換するのか?
その為にはまず、ある程度のまとまった時間を準備する。20分から30分で十分です。そしたら、その時間を「一切何もせずに過ごしてみる」んです。これが今回お伝えする、贅沢さを感じる為の究極の方法です!
あれ? 反応が薄いかな…?
それでは解説します。ただこれだけで、何故最大級の贅沢さが生まれるのか?
我々は普段、意識せずとも生きる目的に縛られて時間を過ごしています。人それぞれ、何らかの目的に突き動かされ、常にせわしなく動くことで”人生の貴重な時間”を有効活用していると考えています。
しかしあえてそれらの動きを一切止める。自分の身体も眼球も脳の動きもストップする。していいのは呼吸だけ(笑)。
すると知覚力も集中力も一切が外の世界から切り離され、生活も家庭も仕事も人間関係も全てから隔離されます。すると唯一自分の横を、時間だけがスーッと流れていく事に気づく。その流れは始めは急流でも、徐々にゆっくりとした流れに変わります。
これは、この世におけるあらゆるしがらみの影響から解放される時間。よってそこに最大級の贅沢さが生まれます。何故なら目的も無く、しがらみも無く、ただ時間を過ごせる事など普通に生きていたらほぼチャンスがありませんから。
これが許されるのはあらゆるものを手に入れ、何もしなくて良い王様か、あらゆるしがらみから解放される「死ぬ時だけ」でしょう(笑)。
これはただ自分の内側のみを感じる時間。こうした贅沢な時間を持つ事で、時間に流されっぱなしの自分を見つめ直し、普段の生活を仕切り直す事が出来るんですね。
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