ノルマンディー上陸作戦70年、93歳の元米兵が再び落下傘降下

[クリーブランド 4日 ロイター] - 1944年6月6日のノルマンディー上陸作戦開始日から間もなく70年。米陸軍第101空挺師団の空挺兵として敵陣に降り立ったジム・マーティンさん(93)が今週、再びノルマンディーの空からパラシュートで飛び降りる。
当時と違うのは、今回は安全を考慮して2人一組のタンデムジャンプになること。電話インタビューに応じたマーティンさんは「けがを案じてもらっているようだが、心配には及ばない」とコメント。「けがをしようと死のうと違いはない。93年も生きてきた。良い人生だった」と述べた。
70周年を記念してスカイダイブに挑戦する理由は、第101空挺師団に所属していた元兵士で、再び落下傘降下できるのは自分しかいないと思ったからだという。
退役軍人局の医師からは、心身ともに問題ないとお墨付きをもらったと話すマーティンさん。「友人たちの一部は私をクレージーだと思っている」と語った。

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