なぜ「H&M」は人気なのか?米国と真逆の「北欧流」戦略を読み解く

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米国ビジネスモデルコンサルタントの 清水ひろゆきさんが、世界の成功企業の経営戦略を紹介するメルマガ『顧客を喜ばせる世界の成功企業最新戦略紹介』。今回は、スウェーデンのアパレル小売企業「H&M」が実施している3つの要素を紹介しています。多くの米国企業が学ぼうと必死になっている、北欧の企業ならではの戦略とは何でしょうか?

米国企業が今学んでいる北欧企業の強さとは

今世の中では、「ゴージャスなもの」ダサクなってきて、売れなくなってきています。

実はこの流れ、直近でセミナーを開催した北欧では昔から当たり前なのです。

なぜなら、北欧はそこに住む人々が

  • 大いなる田舎の中で自然と向かい合い
  • 楽しく生きていくことで
  • 幸せを感じる術を身に着けていた 

からです。

今回セミナーで北欧を訪れ、私が確信したのは、今後日本の消費者は「シンプル」な生き方で「楽しく」そして「幸せ」を感じれる何かを欲しているということです。  

この流れを見事にキャッチしているのは、大量生産・大量消費・大量廃棄は「もうだめだ!(世の中のためによくない)」と言われるチェーン企業の一つであるスウェーデン企業のH&M」です。

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