米プロペラ機のパイロット、かつての我が家に偶然墜落

[ノースグレン(米コロラド州) 6日 ロイター] - 米コロラド州デンバー郊外で、小型プロペラ機を操縦していた男性が、かつて自分が住んでいた家に墜落するという事故があった。男性は無事で、警察などによると、墜落場所が昔の家だったのは単なる偶然だという。
事故が起きたのは5日。ブライアン・ビーチ(52)さんが広告バナーを付けた小型プロペラ機で住宅街上空を飛行していたところ、エンジンが突然停止したという。機体は2階建ての住宅に背面から突っ込む形となり、衝撃で炎も上がった。
家には大きな穴が開くほどだったが、別の地域で消防士も務めているビーチさんは無傷で機体から脱出すると、庭のホースを手に取って消火活動にも当たったという。
火はすぐに消え、ビーチさんは念のため病院で検査を受けた。
警察によると、事故当時は家に誰もおらず、中で留守番していた2匹の犬も無事だった。
不動産登記書類によると、ビーチさんはこの家を2000年秋に購入し、2003に売却していた。
警察は「100万分の1のめぐり合わせ」と驚いている。

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