W杯観戦でラブホテルに滞在、開催地の宿泊施設不足で

W杯観戦でラブホテルに滞在、開催地の宿泊施設不足で
 6月16日、サッカーのW杯開催都市のマナウスでは宿泊施設が不足しており、観戦に訪れた観光客が「ラブホテル」への滞在を余儀なくされている(2014年 ロイター/Andres Stapff )
[マナウス(ブラジル) 16日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会開催都市のマナウスでは宿泊施設が不足しており、観戦に訪れた観光客が「ラブホテル」への滞在を余儀なくされている。
イングランドのサポーター、マーク・カミングズさんは、ロイターテレビに対し「路上で寝るか、ラブホテルに泊まるかの選択だった」と語った。
カミングズさんが滞在する「ホテル・オプサオン」は通常、恋人たちが時間単位で利用するラブホテルとして営業している。バーやクラブが立ち並ぶ歓楽街に位置し、向かい側には売春宿がある。
カミングズさんは「毎晩誘われ、すんでのところまで行った」と笑いながら話した。
オプサオンの利用料金は通常、1時間15レアル(約700円)、2時間20レアル。夜間(午後7時から午前7時)は高めの料金設定となっているが、W杯開催期間中の需要を見込んで、より多くの宿泊客を取り込もうと料金設定を変更。小さめのベーシックな部屋は最低3泊からで、1泊250レアル(約1万1000円)となっている。
また、英語とスペイン語を話す学生を雇い、外国人にも対応している。

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