大腸癌になりたくない人、腸内細菌を増やしたい人が摂るべき果物は?

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季節の変わり目に加え、新年度で何かと忙しく体調を崩しがちなこの時期。手軽に摂れる食べ物で体調をいい方向にもっていけたらこれほどありがたいことはないですよね。無料メルマガ『美容と健康ひとくちメモ』では、健康維持や生活習慣病に役立つ、どこにでも売っている果物を紹介しています。

熟したバナナと青いバナナ

季節の変わり目で気温の変化が激しく、体調管理が難しい季節。ここ一番という大事なときに体調を崩さないために、どんな季節でも体調を維持し、うまく乗り切るための手軽な食べ物として注目されているのがバナナなのだそう。

バナナは、食物繊維が豊富で、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類があるそうですが、バナナはこの2種類の食物繊維を含んでいるらしいです。どちらも腸内の乳酸菌やビフィズス菌を増やしてくれ、特に水溶性食物繊維は、水に溶けるとゲル状になり、腸内で余分な脂質(コレステロール)を吸着して包み込み便として体外へ排泄する働きが。

特に青いバナナには、食物繊維と同じ働きをする難消化性デンプンが多く含まれていて整腸効果が期待できるので、便秘に悩んでいる人におススメだそう。他にも、ポリフェノールも含まれ、脂肪の吸収抑制、血圧低下作用、老化抑制、がんの予防、美白効果などの効果が期待でき、ポリフェノールを摂りたければ、熟したバナナがオススメとのこと。

バランスがいい食事が難しい方、体調管理に不安を感じている方、バナナいかがですか。

果物なの…??

「森のバター」とも呼ばれるアボカドは、世界一栄養価の高い果物で、コレステロールを下げる不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸、リノレン酸をはじめ、老化防止に役立つビタミンEやビタミンA・C、カリウム、マグネシウム、リンなどのミネラルを多く含んでいるうえに、アボガドの脂肪はノンコレステロールであり、動脈硬化症を予防する不飽和脂肪酸なのだそう。

なので、お肉などと違って、コレステロールの摂りすぎを心配する必要もなく、カラダにとってものすごくヘルシーな食材らしいです。

食物繊維も豊富で便秘を予防し大腸がんを防ぐ作用があり、不規則な食生活やダイエットなどで栄養が不足しがちな方に、また生活習慣病(成人病)対策にアボガドは非常に効果的に働く食品なのだそうです。

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