ワールドカップ(W杯)初戦でオランダがスペインを下すと予想していた者は少なかっただろう。ましてや、5−1という王者にとって屈辱的な結果になることを予想した者はいなかったはずだ。

とはいえ、応援することに変わりはない。そこで、オランダは北ブラバント州の街ティルブルフにあるお店は、試合日に閉店時間を早めた。帰宅してスペインとの試合を見るためだ。店主は扉に紙を貼り、客への詫びとともにこう書いた。

「土曜の朝にお店を開けます。今夜のスペイン戦でオランダが得点したら、1ゴールごとに10ユーロ(約1380円)を割り引きます。どんな靴でも、お好みで」

14日、お店に客が殺到したことは言うまでもないだろう。イギリス『Mirror』の報道によると、靴屋の店主は2日連続で営業時間より早く店を閉めなければいけなくなったそうだ。2日目は、倒産を避けるために…。