W杯で「かみつき」騒動のスアレス、企業が一斉に注目

W杯で「かみつき」騒動のスアレス、企業が一斉に注目
6月24日、サッカーW杯ブラジル大会で相手チームのDFにかみついたと疑われているウルグアイのFWルイス・スアレス(写真)に、米マクドナルドなどの企業が関心を寄せている(2014年 ロイター/Tony Gentile)
[サンパウロ 24日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で相手チームのDFにかみついたと疑われているウルグアイのFWルイス・スアレスに、米マクドナルドなどの企業が関心を寄せている。
24日に行われた1次リーグD組のウルグアイ対イタリア戦では、後半35分にスアレスがペナルティエリア内でイタリアのDFジョルジョ・キエリーニと接触。キエリーニはスアレスに肩をかまれたと審判にアピールした。
スアレスは所属クラブでのかみつき事件により過去2回出場停止処分を受けたことがあり、国際サッカー連盟(FIFA)は今回の疑惑につて調査を行うとしている。
一方、この騒動に飛びついたのが、世界が注目するW杯で宣伝の機会を探っていた大手企業。ツイッター上では「かみつき騒動」に便乗する企業の投稿が相次いだ。
ガムメーカーが「トライデントをかもう。サッカー選手ではなく」とツイートすると、チョコレートメーカーは「次にお腹がすいたらスニッカーズを」とコメント。マクドナルドのウルグアイ法人のアカウントは「本当に空腹ならビッグマックを一口かじろう」と書き込んだ。
試合はウルグアイが1─0で勝利し、16強に進出。W杯優勝4回のイタリアは1次リーグ敗退が決まった。

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