『仕事ができる人』になるためには、現場での実務だけでなく本から知識を吸収することも大切です。
仕事をする上での心構えや考え方を学べば、これからの成長の手助けになるはずです。今回紹介する5冊はビジネスマンのバイブルのような本ばかりなので、読んだことがない人はぜひ読んでみてください。
誰もがもっと早く読めばよかったと思う自己啓発系定番の一冊
『 7 つの習慣』スティーブン・ R ・コヴィー
スティーブン・R・コヴィー博士によって書かれた自己啓発の代表的な一冊です。
40ヶ国以上の言語に翻訳され、世界で3,000万部を超えるベストセラーとなっています。
アメリカ建国から約200年間の成功に関する文献をすべて調査し執筆されているため、ポジティブ思考やコミュニケーションスキルを解説したテクニック的な自己啓発本ではありません。
“正しい生き方なくして真の成功はあり得ない”という考え方をベースに、優れた人格を持つための『7つの習慣』について説明しています。
上司への説明不足をなくす一冊
『伝える力』池上彰
NHKの番組『週刊こどもニュース』で複雑なニュースを子どもたちに伝えることの難しさを経験している著者が、現代人に最も求められているコミュニケーションスキルを高めるヒントを書いています。
ビジネス文書で伝えるときのポイントや文章力のつけ方など、ビジネスの現場で応用が効く智恵が盛りだくさんです。
新入社員にとっての羅針盤となる一冊
『入社 1 年目の教科書』岩瀬大輔
ライフネット生命の副社長として活躍した著者が若手社会人のために書いた一冊。
「頼まれたことは、必ずやりきる」
「50点で構わないから早く出せ」
「つまらない仕事はない」
仕事において大切な3つの原則をもとに、「何があっても遅刻をするな」など50の実践的な行動指針を紹介しています。
右も左もわからない新入社員や異動1年目の社会人の味方になる一冊です。
つまずいたときに読んでほしい一冊
『道をひらく』松下幸之助
パナソニックの創業者であり、『経営の神様』と呼ばれた松下幸之助のエッセイをまとめた一冊。
疲れたとき、自信を失ったときに心を奮い立たせてくれる人生の指南書。
時代を超えて読み続けられる人生の向き合い方を教えてくれます。
1テーマごとに見開き1ページの構成となっているため、出勤途中にも読みやすいのがポイントです。
会計の基本が学べる一冊
『経理以外の人のための日本一やさしくて使える会計の本』久保 憂希也
2年目営業マンを主人公に、ストーリー形式で会計の基本を説明した一冊。
デキるビジネスマンになるために知ってほしいことを厳選しているため、ポイントを押さえて企業の会計の大枠を知ることができ、簿記の知識がなくても読みやすい一冊となっています。
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