上位をアジアが独占。人気急上昇の海外旅行先10選
早いもので、2019年ももう2月中旬。春の訪れを少しずつ感じるようになりました。すぐそこに春休みやゴールデンウィークも控え、長期休暇を前に海外旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。
そしてこの度、総合旅行プラットフォーム「エアトリ」が、「2018年の年間海外旅行先人気急上昇ランキング」を発表しました。
これは2018年の1月1日から12月31日までに出発する日本発の海外航空券の予約件数を、昨年の同時期と比較し、ランキング化したものです。
今回はこの調査の中からTOP10をご紹介します。
第10位 ミュンヘン/ドイツ
第10位には2018年比6.0%増でドイツのミュンヘンがランクインしました。ミュンヘンは、ドイツの連邦州であるバイエルン州最大の都市であり、同州の州都でもあります。
「中世の街」としての起源をもち、16世紀にはドイツの対抗宗教改革やルネサンス芸術の中心でした。
このような背景による歴史的な建築物や印象的な建築物が魅力の街でもあり、また、多くの公園がある「緑の都市」でもあります。
第9位 ハノイ/ベトナム
9位には前年比6.3%増でベトナムのハノイがランクインしました。ベトナム社会主義共和国の首都で、南部ホーチミン市に次ぐ同国第2の都市であり、政治と文化の都です。
市内には伝統音楽に合わせ、多くの人形達が水上で劇を披露する水上人形劇や、11世紀にハノイに都が置かれて以来栄え続けた旧市街、市民の憩いの場となっているホアンキエム湖など多くの観光スポットがあります。
第8位 ローマ/イタリア
8位には前年比10.1%増でイタリアのローマがランクインしました。ローマは言わずと知れたイタリアの首都であり、欧州有数の世界都市です。
コロッセオ、カラカラ浴場、ローマ街道などのかつてのローマ帝国の遺構やトレヴィの泉、ヴェネツィア広場など見どころを挙げるときりがありません。
ハリウッドスター、オードリー・ヘップバーンが主演した映画『ローマの休日』も有名で、おそらく欧州では最大の観光スポットといえるのではないでしょうか。
第7位 ヘルシンキ/フィンランド
7位には、前年比10.6%増でフィンランドのヘルシンキがランクインしました。ヘルシンキは、フィンランドの首都で同国最大の都市です。
フィンランドの政治や教育、金融、文化、調査センターなどさまざまな分野の中心都市で、ヨーロッパでも最北の大都市です。
ドイツの建築家カール・ルートヴィヒ・エンゲルが設計した新古典主義建築の建築物が多く残っており、「北の白い都市」と形容されているほどの素晴らしい都市景観を誇ります。
第6位 ダナン/ベトナム
6位には、前年比12.2%増のベトナムのダナンがランクインしました。ダナンは、ホーチミンの北約960kmに位置するベトナム中部で最大の都市で、西側を山に囲まれ、東側は南シナ海に面しています。
地形的には険しい700〜1,500mのアンナン山脈が北から北西に伸びています。最大の見どころは、世界遺産であるミーソン聖域です。
同地はクアンナム省にある1,000年以上前の古代チャンパ王国の遺跡で、かつては70以上の寺院がありましたが、ベトナム戦争でほとんどが破壊されました。
しかし現在でも一部が残っており、発掘された多くの彫刻、石像はドラゴン橋近くのチャム彫刻博物館に展示されています。