そういえば最近、空を見てないや。悠久の時を感じる冬の星空観察

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空気がキーンと冷えて澄んできた今の時期、夜空を見上げると多くの一等星を見つけることができますよね。無料メルマガ『1日1粒!「幸せのタネ」』では、冬の楽しみの一つである「星空観察」を紹介。毎日同じ時間に夜空を眺めると面白いことが起こるらしいですよ。

冬空を楽しもう

今日は、心穏やかに星空を眺めるためのご案内をします。

秋の空は明るい星が少なく寂しいのですが、冬は空気も澄み、明るい一等星が増えるのでとても賑やかで楽しめます。

夜の8時ごろ。秋の四辺形(ペガスス座)も西に傾きつつあります。東の空に目をやると、明るい星がいくつか目に入ります。

最も高いところに見えるのがおうし座のアルデバラン。すばる(プレヤデス星団)に導かれるように上ってきます。

オリオン座は小学生の時に観察学習をした覚えがある方も多いでしょう。右肩の赤い一等星ベテルギウス、左足の青い一等星リゲル。そして真ん中のベルト部分の明るい星もよく目立ちます。

足元のおおいぬ座には、全天一明るいシリウス。こいぬ座のプロキオンも明るく輝きます。

明るい星が二つ並んだふたご座も目立ちます。こちらは弟のポルックスの方が一等星。兄のカストルは二等星。もう一つ明るいのはぎょしゃ座のカペラ。

七つもの一等星と、他にたくさんの明るい星が輝けば賑やかなのも道理です。肉眼で見ているだけでも、また、夜空の明るい街中でも十分に楽しめます。

また、日に日に移ろう様も楽しむことができます。毎日同じ時間に夜空を眺めていると、上ってくる時間が早まってくるのがわかります。

計算すれば簡単に出てきますが、1日に約4分ずつ早くなります。1ヶ月経つと…30日ですから、120分、つまり約2時間は早く見られることになります(あるいは早く沈む、とも言えます)。

今は11時ごろに見え始めた星が、9時ごろに見える。まさに冬本番だなぁとなってきます。

同じ星空が少しずつずれて見えるのを、長い時間かけて確認する。これもまた、悠久の時を感じることができて楽しいものです。

image by: Shutterstock

 

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