何が出るかな。サイコロトークは話すトレーニングに最適だった

shutterstock_243039496
 

接客業で必須となるコミュニケーションスキル。この能力を高めるために四苦八苦、という方も多いかと思います。今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では著者で飲食店コンサルタントの中西敏弘さんが、ご自身の勉強会でも取り入れているというトレーニング法を紹介しています。

「学び」の効果を高めるためには、“遊び”の要素をいれることも大切!

僕がご支援先で行う勉強会では、単に知識の習得を目的とせず、様々なスキルの向上を図ることも行っている。特に重要視しているのは、「話すスキルを高めること! 僕は、永くコンサルティングを行っているが、「話す」スキルが弱い人で、仕事ができる人をあまり見たことがないから。

「話す」スキルと言っても、流暢に話せることを目指しているのではなく、自分の考えを論理立てて相手に自分の考えをきちんと伝えられる、ことが大切だと思っている。

飲食の仕事は、特に店長は、会社(店)の方針を部下(アルバイト含め)に、分かりやすく伝えることが求められるし、様々な仕事を同じようにできるように伝える(教える)ことも求められる。また、部下との信頼関係を深めるために、定期的にコミュニケーションを取ることも必要だ。もしかすると、店長の仕事の大半は、「話す」「伝えると言っても過言ではない

このスキルが向上すれば、部下のモチベーションがアップするし(トップが何をやりたいかが明確になるから)、仕事の質を下げることなく、部下に仕事をさせることもできる。

ちなみに、分かりやすく「話す」ためには、論理的に話すことが重要で、そのためには、「考える力」もすごく必要とされる。なので、僕は「話す」トレーニングを行うことは、「考える」ことのトレーニングにもなるので、店長には、ぜひ、毎日朝礼等で“1分間スピーチ”等を行い、「話す習慣づけとトレーニングを定期的に行うことを推奨している。

print
いま読まれてます

  • 何が出るかな。サイコロトークは話すトレーニングに最適だった
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け