【御苑前】ラーメン官僚の胃袋を鷲掴みした豚の香り【第一旭】

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日本全国に数多あるラーメンの中でもとっておきの一品を食べ歩きながら紹介する、ラーメン官僚かずあっきぃこと田中一明さん。まぐまぐの新サービス「mine」で無料公開中の、田中さんの記事から本日ご紹介するのは、東京・新宿御苑前「本家第一旭新宿店」のラーメン。今まで12,000杯のラーメンを食べ歩いたラーメン官僚が、2018年のBEST30に入るとベタ褒めした、本家第一旭新宿店のラーメンのお味とは?

オススメ!【ラーメン官僚かずあっきぃの麺遊記】本家第一旭新宿店

本家第一旭新宿店@新宿御苑前にて、ラーメン。

オープンは、本年12月7日。

『第一旭』系統の店舗が都内に進出したことは過去にもあったが、こちらが特別なのは、同店が『本家第一旭たかばし』の支店だということ。

『本家第一旭たかばし』は、京都を代表する実力派の老舗。

本店は、京の地で、同じく全国的に有名な老舗である『新福菜館本店』と隣り合い、朝方から来客の胃袋を満たし続けているところ。

ラーメン好きにとっての「聖地」となっていることは、麺好きにとっては周知の事実だ。

そんな『第一旭たかばし』が、満を持して都内へと進出してきたのだ。

オープンから数日にして既に行列ができる人気店となっているが、それも無理からぬところだろう。

私が足を運んだタイミングにおいても、10数名のお客さんが常に店の前に並び、入店するまで15分程度の時間を要した次第。

(ただし席の回転は早く、余程の長蛇の列にでもならない限り、それほど長時間待つことにはならないのではないかと思う)

現在、同店が提供するのは「ラーメン」とそのトッピングバリエーションのみ。

初訪問だったので、基本メニューである「ラーメン」を注文することにした。

入店した瞬間知覚できる豚の香りに、既に胃袋は鷲掴み状態。

登場した「ラーメン」は、本店と比較してカエシの効きがやや強く、相対的に出汁感が控えめであるような気がするが、オープンからまだ数日目であることを考慮すれば、十分及第点。

70余年の歴史を誇る本場の味を、一定程度再現できているような気がする。

スープだけではない。

存在感を毅然と示すストレート麺、下味がしっとりと沁み込んだチャーシューなど、スープ以外のアイテムの出来映えも上々であり、気が付けば完食。

歴史的な経緯を脇に置いて、純粋に都内の新店として判断しても、2018年の30指には入るハイレベルな1杯だと思う。

撤退することなく新宿の地で頑張っていってもらいたいと願い、店を後にした。

ごちそうさまでした!

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DATA

本家第一旭新宿店

営業時間 11:00~22:00 ※日曜は15:30ラストオーダー

住所 東京都新宿区新宿1-13-7 東宝ビル 1F

定休日 不明

田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)

田中一明(通称・ラーメン官僚かずあっきぃ)

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1972年11月生まれ。高校在学中に初めてラーメン専門店を訪れ、ラーメンに魅せられる。その後、順調にラーメンの世界にハマり、大学在学中の1995年より、本格的な食べ歩きを始動。今では「ラーメンの魅力の探究」をライフワークとし、年間700杯を超えるラーメンをコンスタントに実食しながら、ラーメン情報を各種媒体に精力的に発信している。これまでに食べたラーメンの総杯数は12,000杯に及ぶ。日々の食べ歩きの様子は、FacebookTwitterを御参照ください。

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