ビジネスシーンのみならず、あらゆるところで求められる問題解決能力。そのカギは、物事をいかに「自分事」として捉えられるかにあります。今回の無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』では著者の佐藤しょ~おんさんが、人生で何事かを成し遂げたいのなら、問題の原因を外部に求めずに、自ら全力でぶつかるべしと説いています。
外部に理由を求めない
仕事に限らず、人生が好転しない人というのは、困難や障害や出来ない事の理由を外部に求める傾向が多いんですね。
- なんで出来てないの?
- やらなきゃダメだよね?
- 頑張るって言ってたじゃん
と指摘すると、
■ ○○の理由があるので難しい(出来ない)んです
って言うわけですよ。
その理由の部分を解決して、やり遂げるのがあんたの仕事なの。
それは難しいのです(出来ないのです)、と宣言することがあなたの仕事ではないはずなんですよ。出来るかどうかを調査してくれ、という仕事でない限りね。
ところが本人的には、出来ない理由が見つかったんだから、もうここから先は自分の仕事ではない、「だって○○なんだもん」と言い続けたら許してもらえる、認めてもらえる、やった事にしてもらえる、もしかしたら良く見つけたと褒めてもらえると思っているんですね。
ちなみにこれ、我が家の甥っ子もそっくりです。
何をやっても、最初の目論見通り上手く行くことなんてほとんどないどころが、おカネになる、自分の利益になる、評価される、感動するようなことって、ほとんど必ず、
● ウワ!全然話が違うじゃん。どうやってやれって言うわけ?
ってくらい想定外の連続、困難の連続、失敗の連続なんですよ。当たり前ですよね。
こんなことは、成功した人の自伝とか評伝にはほぼ確実に書かれている事であって、今さら言われなくても分かってるよという人が大半だと思います。
では、それが分かった上で、その困難な状況を乗り越えたことがありますか?と訊かれたら、10人中8人は頭を掻くんじゃありませんかね。これこそが切ない現実なんですよね。
でも、だからこそ、これだけは早い段階でクリアしておくべきだと思いますよ。
こんなところで言い訳ばかり考えて逃げ回っていても、オトクなことなんて全くありませんから。