医師が推奨する「健康的な食事のメニュー」ではやはりアレが除外

shutterstock_1037961670
 

メルマガ『ドクター徳田安春の最新健康医学』の著者で現役医師の徳田先生は、最新の医学研究を元に、健康的に長生きするためのさまざまな警鐘や提言を行っています。今回は、医学的に証明され、徳田先生も実践し効果を確認している「健康的な食事」についてレクチャーしています。

健康的な食事について

人間の体は食べたものからできる。昔から言われていることわざです。毎日何を食べるかが大切ですね。しかし、情報過剰時代となり、健康的な食事について情報が氾濫しています。なかにはトンデモ情報、すなわちフェイクも混ざっています。ダイエットで病気になることもあります。そこで今回は、健康的な食事をシンプルにまとめてみました。

まずは野菜です。野菜の基本は生野菜。すなわちサラダ。野菜炒めもオススメです。残りは冷凍保存します。1番大きな皿には野菜中心のメニューを盛り付けます。野菜のコンビネーションは異なる色を組み合わせることです。ただし、じゃがいもは野菜として扱わないようにしましょう。フライドポテトやポテトチップスは避けてください。

次に果物です。できるだけ生で食べましょう。ベストな朝食や間食は、生の果物です。最近のコンビニでは、バナナが売られてますね。お腹がすいたらバナナを食べてください。あるいは、スーパーの入り口にはりんごやオレンジが置かれていますね。それだけ買ってレジで料金を支払い、すぐに食べましょう。ただし、砂糖入りのフルーツジュースは禁物です。

たんぱく質

健康的な食事のメニューにはたんぱく質を含めると良いでしょう。オススメは豆類とナッツ類です。ナッツは塩分無添加を選びましょう。サラダに素焼きのカシューナッツやアーモンドを混ぜるとヘルシーですね。野菜炒めに豆腐を混ぜると豆腐チャンプルーとなります。沖縄料理で最も健康的なメニューは豆腐チャンプルーとゴーヤーチャンプルーです。豆類は缶詰入りのものを利用してもヘルシーです。

豆腐チャンプルーやゴーヤーチャンプルにはスパムを入れてはいけません。最も非健康的なたんぱく質は加工された赤身の肉です。赤身の肉とは哺乳類の肉のこと。牛肉、豚肉、馬肉、羊肉、鹿肉、山羊肉などです。

動物の肉でオススメは魚介類です。できるだけ異なる種類の魚をローテーションして食べましょう。例えば、月水金のランチを魚の日とするなら、月曜日はサーモン、水曜日はマグロ、金曜日はグルクンなどのようにするのです。魚介類以外でしたら、1週間に1~2回鶏の肉を食べるのならヘルシーです。ただしフライドチキンはいけません。チキンはスキンレスで召し上がってください。

print
いま読まれてます

  • 医師が推奨する「健康的な食事のメニュー」ではやはりアレが除外
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け