「どうすればもっと売れるのか」と考え、ビジネス書をあさったりセミナーなどに参加しその答えを追い求めるビジネスパーソンも多いかと思います。しかし「その考え方では一時の解決策しか見いだせない」とバッサリ切るのは、戦略コンサルタントの中久保浩平さん。中久保さんは自身の無料メルマガ『ビジネス真実践』で、何がどう間違っているのかを解説しています。
自社都合ではない学びを
- どうすればもっと売れるのか?
- どうすれば集客できるのか?
- どうすれば市場に受け入れられる商品ができるか?
こういった悩みを抱えている経営者やビジネスパーソンの中には、その悩みを解決するためにビジネス書を読みあさったり、セミナーに通ったりして学んだりするケースも多々あるようです。
学ぶことは非常に良いことだと思いますが、上記のような悩みに対して、解決しようと学んだところで一時の解決策しか見出すことはできないまま、いずれまた同じようなことで壁にぶつかり悩むケースがあります。なぜなら、主語は「自分」「自社」で、「自分たちの為」の学びだからです。
当たり前ですが、商売、ビジネスはお客様、市場、取引先、協力者があってのもの。どうやったら売れるか? どうすれば集客できるか? なんていうことは、自社利益のためだけのものです。自社や自分のことばかり優先する会社や人に魅力を感じるお客様はいません。
ですから、
- どうやったら売れるか?
- 売り上げが伸びるか?
- 集客できるか?
という手法をそのまま学んでその通りにやって結果が出たしてもそれ以上の成長や発展はありません。真にお客様からの信頼を得られません。
そもそも学ぶ始点が間違っているのです。
ページ: 1 2