手術やケガのあとに、傷口を舐めたり引っ掛けないようにクビに装着する保護具「エリザベスカラー」ですが、サイズが合わずにストレスを感じてしまう犬や猫がいるようです。そこで、メルマガ『佐藤貴紀のわんにゃんアドバイス』の著者で獣医師の佐藤先生が、100円ショップに売っているグッズで愛犬、愛猫にぴったりサイズの「エリザベスカラー」の作り方を教えてくれました。
愛犬・愛猫のサイズにあう「エリザベスカラー」の作り方
ケガや病気、手術後などに、傷口を舐めたり、引っ掛けないように必ず、病院に行くと、付けられる「エリザベスカラー」。首の大きさでサイズを決めるために、マズルの長い小型犬の子はサイズがあわなくて、困ることがあります。
首の大きさに合わせると、マズルが出てしまい、傷口を舐めてしまうことになります。マズルに合わせると、首まわりが大きく、ガムテープになどで止めなければならない為、首が重くて、ご飯やお水を飲まなくなる子もいます。
そこで、愛犬や愛猫の体に合う、エリザベスカラーを使うにはどうしたらいいのでしょうか?それは、作ってしまえばいいのです。100円ショツプで簡単に材料はそろえられますので、参考にしてほしいです。
100円ショップの材料で簡単「エリザベスカラー」の作り方
1)材料
- PPシート(半透明)1枚又は透明ファイル
- 隙間テープ
- マジックテープ
- コンパス
- ハサミ
- メジャー
2)サイズを測る
- 愛犬、愛猫の首まわりをはかります。
- その後、首の付けねから鼻先までをはかります。
3)シートに型紙をおこす
- 首まわりの大きさを円にします。
- 円の外から首の付けねから鼻先までの長さの線をひきます。
- 首まわりの丸をきりぬき、全体を扇型に切ります。
- 2センチくらいのりしろを作ります
4)首まわりの内側にクッションをつける
- 隙間テープを、首まわりの内側につけます。
- 隙間テープのクッションをPPシートの外側に付けていきます。
- あとは、首の大きさにあわせて、マジックテープをつけます。
出来上がりです。
まとめ
エリザベスカラーは、愛犬や愛猫にとってストレスです。大きさが合わないと、ご飯やお水を飲むときにお皿にぶっかるため、嫌でご飯やお水を摂らなくなってしまうこともあります。
少しでも、愛犬や愛猫の不快感をとってあげて、ケガや病気を治してあげてください。
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